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マスタークラス 2012
2012/05/09(Wed)
土佐犬かっけー!
東京ジャングル、楽しみです♪


http://www.youtube.com/watch?v=cJ8RW0xQ5y8


無事に法事も終わりまして、前回に続いてマスタークラスのお話。

ダンカンテイラーに行きたかったですが、日程が合わず。
限られた時間の中、なんか珍しいの無いかなと探してみたら見つけました。

「山田高史 大竹 学」
二人のバーテンダー世界チャンピオンによる、マスタークラス。
文字通り「世界一」のカクテルが呑めるとのことで、ワクワクしながら参加させてもらいました。
あ、余談ですがわたしはカクテルをほとんど飲まないので、よくわかりません。(カクテルの定義とかは、お腹いっぱいなので無しで)


ちなみに、この時には既にお酒がガンガン入っていたので、間違いとか多々あると思います(笑


お二人とも36歳ですが、世界チャンピオンになった大会は別々。
競い合うテーマも違ったらしく、お二人が並ぶと感じるのは静と動でした。
まずは誠実さと慎重さを感じる山田さんのお話からスタート。
ちなみに、この時点で既にダウンしている受講者もちらほら(笑
もったいないなぁ。

さて、56カ国からの参加者によって争われた「世界カクテルコンペティション」。
この大会では指定されたものを必ず使わなければならないというルールがあるのですが、山田さんに指定されたのは「マットーニというチェコのスパークリングウォーター」。
どうやら日本では手に入らないものらしく、この時点で大きなハンデとなったようです。
それでも世界に媚びる事無く、日本のバーテンダースタイルを貫き通して優勝を勝ち取ったとのこと。
山田さんはオリジナルカクテルを作るとき、ポイントとして考えている事がありそれが以下の4つ。

1.ネーミング
 覚えやすい、ポジティブ、想像をかきたてられる、インパクト、自分らしさ
2.色
 美しい、ネーミングに合う
3.味
 バランス、香り、ボリューム
4.デコレーション
 美しさ、質感

工程としては、貼り付けてから余分なものを省く、「引き算」。

ここで今回呑ませて頂けるカクテル「レオン」について。
イメージ→ネーミング→色→味
味→色→イメージ→ネーミング
のように多方向から考え、まずはパッションフルーツリキュールをベースにしたいと決定し、黄色のシロップからアマレットシロップをあわせることを考え、今度は甘いものに対してボリュームを出すために酸味のレモン。
これらに相性が良いものを選んだ結果、ラムが一番合い。
色や南をイメージするものが多かったので、南の夜空が浮かび「LEON(獅子座)」と名付け、最後にインパクトやバランスからいろいろ試した結果、紫蘇リキュールでジグソーパズルがピッタリはまったそうです。

説明のあとは実践。
道具を前にスラっと立ち、一気に空気が緊張するのを感じながらも、その相貌はまさに一枚の絵画。
ひとつひとつのリズムが心地良く、無駄のない流れるような動作でした。
まるで東洋のサムライを体現するかのような仕事に、これを間近で見られるならたしかにお店へ通うなと感じます。

そのお味は、紫蘇の味がパッションフルーツと混ざり合いふんわり広がり、続いてレモンの酸味が突き上がってくると最期は優しい甘みが広がり、いつまでも余韻が楽しめました。
ウマイ。
一杯で永く楽しめます。

続いては大竹 学さん。
34カ国、10,000人を超える参加者の「DIAGEO WORLD CLASS 2011」、その頂点となった方とのこと。
山田さんとはまた違い、ガタイの良さもあってか実直かつ豪快な印象を受けます。
大竹さんのオリジナルカクテルの作り方は、「トライアングル」。
「外見、デコレーション」「テーマ、ネーミング」「香り、美味い」

今回呑ませて頂く「Blanc Neige ~ブラン ネージュ」は、以下のように考えて創ったそうです。

まずベースとするのは「シロック」、葡萄で作られたウォッカです。
これをまるで家でも建てるかのように図を書き、屋根の部分に「シロック」。
そして柱として「酸味」と「甘み」これを各2種類(2本)ずつ建て、外組を作り上げます。
そこに余韻や深みを与えるために、内装として「洋梨のコンポート」でサプライズを用意。
すると「ブラン ネージュ」と言う一軒の家が完成。
ここまで勢いのある説明で、一気に熱く語ると早々に実践へ。

カウンターに立つと、山田さんと同じように辺りも一気に静まります。
するとまるで物語でも紡ぐかのように、大竹さんが話しをしながら作業をしていきます。
「厳しい冬を乗り越え、そこに緑の芽が」と語りながら、中央にくぼみのある真っ白な器を取り出し、ブルーのシロップを注ぐ。
物語を聞きながらその作業を見ていると、ひとつひとつの動作や音がまるでお芝居のようにマッチしていき、更には使われる材料も物語の一部に組み込んで説明していきます。
喩えとして山田さんが絵画ならば、大竹さんは映画。
「さて、ここまでで出来上がったものはまだ雲、ここにわたしのパッションを込めてシェイクすることで雪へと変えます」
もう動作も音も語りも全部がワクワクします、一体どんなものが出来上がるんだろうか?
冬の物語の結末は、春の陽射しに溶け始めた雪から覗く小さな芽。
ふわりとした口当たりにじんわりと広がっていくシロップの甘さと旨み、フルーツの静かな薫りが満ちる中に、ライムのほんのり感じる酸味とその奥にある洋梨の食感で、一気に飲み干してしまいました。
「あぁ、終わってしまった」
そんな感想がまっ先に思い浮かぶ贅沢者です。

終わりの時間が近づき幾つかの質問が投げられる中、印象に残ったのは「日本のバーテンディング」について。
日本人は過程を重視し、外国は結果を重視する傾向を感じるが、ようやく外国にも日本の見方が伝わってきて、日本に華道茶道があるように、バーテンディング道とも呼べるようなものを目指していきたいと言うのには、共感できました。
ちなみに山田さんは空手をやっているらしく、さらには茶道もやり始めたとのことで、あの物腰はやはりそこからきていたんだなぁと妙に納得。

そんなこんなでマスタークラスも終了。
残された時間はダッシュで会場に戻り、貧乏性なわたしとしては時間ギリギリまでお酒に浸らせて頂きました。
来年も、こんな日が訪れますように。
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